校長あいさつ
ごあいさつ
チーム医療を支える保健医療のプロフェッショナルを目指して
本校は、昭和59年4月に保健、医療、福祉分野それぞれの人材育成を行っていた4つの県立専門学校を統合して発足し、今年で創立40周年を迎えます。創立以来、「自律・創造・実践」の教育理念のもと、専門的な知識技術と豊かな人間性を持ち合わせた保健医療等のプロフェッショナルを育成して参りました。本校から巣立っていった9,750人卒業生は、医療機関をはじめとして、福祉施設や教育施設、行政機関等、県内を中心に様々な分野の第一線で活躍しております。
本校は、昭和59年4月に保健、医療、福祉分野それぞれの人材育成を行っていた4つの県立専門学校を統合して発足し、今年で創立40周年を迎えます。創立以来、「自律・創造・実践」の教育理念のもと、専門的な知識技術と豊かな人間性を持ち合わせた保健医療等のプロフェッショナルを育成して参りました。本校から巣立っていった9,750人卒業生は、医療機関をはじめとして、福祉施設や教育施設、行政機関等、県内を中心に様々な分野の第一線で活躍しております。
現在、我が国では、少子高齢化と人口減少が急速に進行しており、超高齢社会において誰もが可能な限り住み慣れた地域で、自分らしい暮らしを人生の最期まで続けることができるよう、地域の包括的な支援・サービス提供体制(地域包括ケアシステム)の早急な構築が求められています。また、新たな感染症や大規模災害等の発生に対応する保健医療の重要性が再認識される一方で、医療従事者不足が深刻化しております。こうした状況の中で、本校は、強い責任感と実践力を備えた人材を輩出することを通じて、地域の保健医療を支えて参りました。
本校の特徴としては、長い歴史と伝統、充実した講師陣と多様な臨地実習先、低廉な学費、そして何より、高い国家試験合格率と就職率があげられます。また、保健看護学部、歯科技術学部、臨床検査学部の3学部6学科を設置し、複数の保健医療専門職を同じキャンパス内で養成していることから、他職種への理解とチーム医療の重要性を実感しながら学修できる環境が整っています。今後ともこれらの特色を最大限に活かしながら、さらなる教育内容の充実を図り、県内の保健医療の発展に貢献できるよう、教職員一同、引き続き尽力して参ります。
保健医療の分野で国家資格取得を目指す皆さん、栃木県立衛生福祉大学校で、その高い志と熱意を、私たちと一緒に大きく育てていきませんか。同じ志を持った大勢の仲間たちと共に、勉学に励み、友情を育み、これからの社会を支えるプロフェッショナルとして活躍されることを期待しています。
栃木県立衛生福祉大学校
校長 藤井 一夫