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保健学科

地域住民の健康生活の担い手となる人間性豊かな保健師の養成を目指しています。
保健学科では、看護師教育を終えたのち、1年間の教育期間で、学生の自主性・主体性を尊重しながら、保健師として必要な公衆衛生看護学の知識と技術を修得します。

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実習
実習
グループワーク
グループワーク
健康教室
健康教室
 就業年限:1年
 定  員:30名
 資格取得:保健師国家試験受験資格
      ※保健師国家試験に合格し免許取得後、申請により衛生管理者免許の取得

保健学科の教育方針

公衆衛生看護の分野で社会に貢献する保健師を目指して、学生が自ら学ぶ姿勢を育成し、地域住民ならびに多くの関係職種と連携した協働活動ができ、地域の健康課題の解決に責任を果たす人材の基礎教育を行う。

保健学科の教育目的

公衆衛生看護の歴史的過程をふまえ、地域の健康課題に対して主体的に関わり、地域住民の健康を支援することを目指した公衆衛生看護を実践するために必要な保健師の基礎的能力を育成する。

保健学科の教育目標

(1) 人々の健康ならびに疾病・障害の予防、発生、回復および改善の過程を社会的条件の中で系統的、予測的にとらえることができる能力を養う。
(2) 生活の場における個人・家族・社会集団の特性をふまえ、地域住民が自らの健康状態を認識し、主体的に健康を守るための学習や行動を支援する能力を養う。
(3) 地域の顕在している健康問題を把握するとともに、潜在している健康課題を予測し、地域住民ならびに関係機関、他職種と協働し、組織的に解決することができる能力を養う。
(4) 保健・医療・福祉行政の基礎的知識をふまえ、地域の健康課題の解決に必要な社会資源の提案や保健・医療・福祉サービスを調整することができる能力を養う。
(5) 専門職として、生命の尊さと様々な価値観に対する幅広い理解力のある人間性を培い、常に自ら研究する姿勢を養う。

<保健学科 受験資格>

看護師学校養成所卒業者または卒業見込者

保健師はどんな仕事をするの?

・地域の人々の健康づくりや病気の予防
・家庭で療養している人や家族に対し、看護の方法や生活全般の相談・指導
・企業や事務所で働く人の健康管理
   などが主な仕事です。

1年間で学習する科目は?

科 目
公衆衛生看護学
公衆衛生看護学概論、保健医療社会学、家族援助論、ヘルスカウンセリング論、健康教育論、地域ケアシステム論、母子保健活動論、成人保健活動論、高齢者保健活動論、地域精神保健活動論、産業保健活動論、学校保健活動論、公衆衛生看護管理論
疫学
疫学 公衆衛生看護研究
保健統計学
保健統計学
保健医療福祉行政論
保健行政論、福祉行政論、健康政策論
臨地実習
公衆衛生看護学実習
基礎科目
論理的思考
※保健師として学んだ基本的知識・技術を、臨地実習をとおして、統合した能力を身につけます。

授業時間は?

1時限
9:00-10:30
2時限
10:40-12:10
3時限
13:00-14:30
4時限
14:40-16:10

1年間の学習費用は?

入学料
10,000円
授業料
212,400円
教科書・教材費等(概算)
340,000円

保健師の免許は?

在籍年限内に科目のすべてが単位認定されて卒業(卒業見込みも含む)すると、
保健師国家試験の受験資格が得られます。
国家試験に合格し、申請の手続きをすると免許証が交付されます。

主な臨地実習施設は?

・市
・健康福祉センター
・企業
・健診機関

主な就職先は?

・都道府県
・市町村
・健診機関
・産業保健機関
・健康増進機関
・地域包括支援センター
・医療機関 等

保健師として働くには?

保健師として働くためには、保健師免許だけでなく、看護師免許を取得している必要があります。

在校生からのメッセージ

1年間の課程において、実習や演習をクラスの仲間と切礎球磨しながら、
夢や目標に向かって頭張っています。

保健学科 浅野 楓
栃木県県南高等看護専門学院
看護学科本科出身

地域の方々に信頼されるような保健師になれるよう、
専門的な知識や技術の習得に日々励んでいます。

保健学科 髙岡 夏子
上智大学 総合人間科学部
看護学科出身

年齢も経歴も違う仲間が全国から集まり一緒に勉強しています。
忙しくも、毎日充実した日々を過ごしています。

保健学科 分道 大輔
岩手県立
宮古高等看護学院出身

卒業生からのメッセージ

 私は、衛生福祉大学校を卒業後、宇都宮市役所に入職しました。
 現在は、宇都宮市保健所保健予防課に所属し、結核のまん延防止·早期発見のための接触者健康診断の実施や結核患者への個別支援、感染症に関する電話相談、HIV検査等に従事しています。
 保健学科では、県内市町と連携した実習体制が組まれており、先生方からの手厚いご指導のもと、家庭訪問や健康教育の計画·実践といった保健師業務を学ぶことが出来ました。
 入職後、保健師として幅広い知識や判断が求められるなかで、保健学科での学びは実践に生かせるものが多く、私の保健師としての基礎となっています。
 保健学科は1年間と短く忙しい日々ですが、同じ志をもつ仲間たちと協力しながら充実した日々を過ごすことが出来ました。
 ぜひ、ここで充実した1年間を過ごしてみませんか。

宇都宮市保健所 保健予防課 感染症予防グループ勤務(平成28年度卒業)
保健師 薄井 紗智子さん


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