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看護学科専科

看護学科専科

看護学科専科は、看護師養成2年課程(全日制)です。

看護師養成2年課程は、准看護師が看護師を目指して学ぶ課程です。2年間で学ぶため学業はハードですが、准看護師資格取得後、最短で看護師資格を取得でき、経済的な負担が軽減できるなど大きなメリットがあります。

アドミッションポリシー(求める学生像)

 1 看護職を目指す強い意志と、社会貢献への意欲を有している人
 2 人間に対して関心を持ち、思いやりのある態度で他者と接することができ、他者との関わりを大切にできる人
 3 柔軟な思考力を持ち、責任ある行動がとれる人
 4 専門的知識や技術を修得するために必要な基礎学力と基本的コミュニケーション能力を有する人
 5 常に探究心を持ち、自主的に学ぶ姿勢を有する人

看護学科専科の特長

・1クラスの40人の少人数制で、一人ひとりの主体的な学習をサポートします。
・准看護師教育で習得した知識・技術をもとに学びを深めます。
・幅広い年代(20代~50代)の学生がともに学びます。

看護師はどんな仕事をするの?

・病気やケガで入院している人々の療養の世話
・医師の診療の補助
・退院する人の生活上の指導と支援
・外来における患者・家族の指導
・在宅訪問看護
などが主な仕事です。

カリキュラム

基礎看護学方法論Ⅲ
看護活動の基盤となる日常生活の援助技術を習得します。
在宅看護論方法論Ⅰ
訪問看護における基本的なマナーを習得します。
・基礎分野:心理学、論理的思考と表現法、情報科学、看護の物理、哲学、教育学、社会学、文化人類学、看護基礎英語、保健体育、レクリエーション論、人間関係論
・専門基礎分野:解剖生理学、生化学、栄養学、薬理学、微生物学、病理学、病態生理学、保健医療論、公衆衛生学、社会福祉、関係法規
・専門分野1.:基礎看護学、基礎看護学実習
・専門分野2.:成人看護学、成人看護学実習、老年看護学、老年看護学実習、小児看護学、小児看護学実習、母性看護学、母性看護学実習、精神看護学、精神看護学実習
・統合分野:在宅看護論、在宅看護論実習、看護の統合と実践、看護の統合と実践実習
※昼間課程は主に1年次は学校において、基礎分野、専門基礎分野、専門分野、統合分野の知識・技術を学び、2年次は県内の施設で臨地実習を行います。
※夜間課程は主に1年次・2年次は学校において、基礎分野、専門基礎分野、専門分野、統合分野の知識・技術を学び、3年次は県内の施設で臨地実習を行います。(臨地実習と3年次は、昼間出席となります。)

年間スケジュール

週間スケジュール






1年次
通常授業
(臨地実習中は異なります)
臨地実習中は異なります
2年次
臨地実習
通常授業
臨地実習
※臨地実習がない場合は、1年次と同様のスケジュールとなります。

授業時間は?

【昼間課程】:1日4時限(1時限90分授業)
・1時限 9時00分~10時30分
・2時限 10時40分~12時10分
・3時限 13時00分~14時30分
・4時限 14時40分~16時10分

学習費用は?

【昼間課程】
・入学料 10,000円
・授業料(年額) 212,400円
・教科書・教材費 約400,000円(内入学時 200,000円)

看護師の免許は?

所定の修学年限を履修し学校を卒業(卒業見込みも含む)すると、看護師の国家試験の受験資格が得られます。
国家試験に合格し、申請の手続きをすると免許証が交付されます。

主な臨地実習施設は?

・独立行政法人国立病院機構栃木医療センター
・地方独立行政法人栃木県立がんセンター
・地方独立行政法人栃木県立リハビリテーションセンター 
・地方独立行政法人栃木県立岡本台病院 
・芳賀赤十字病院
・上都賀総合病院
・介護老人保健施設
・訪問看護ステーション
・地域包括支援センター
・宇都宮市内保育園 などです。
臨地の場面において、看護の理論と実践を結びつける能力を身につけます。

主な進学先・就職先

主な進学先

・保健師養成所
・助産師養成所
・養護教諭課程

主な就職先

・病院(大学病院・県立病院等)
・診療所
・介護老人保健施設など

在校生の声

在校生が進学したきっかけ

・仕事をしている中で、自分の知識・技術不足を感じ、次はこうしようと反省する中で、自分にとっては次があるけれど、患者さんにとっての今は今しかないと考えたときに、その患者さんに最善の看護を提供できる看護師になりたいと思ったため
・学びたい、資格を取りたい、と思ったときに、年齢は関係ないと思ったので
・高い知識と技術が学べること、准看護学校卒業後2年間で看護師の資格が取得できるから
・スキルアップしたい、知識を深めたい
・仕事の幅を広げたい
・准看護師として働いていてプリセプターを経験したとき、根拠に基づいた指導が出来なかったので、もう一度学びなおしたかった

在校生が通学制を選んだ理由は?

・短期間で資格が取得できるから
・自分一人で勉強することが困難だと思ったから
・対面での授業で分かりやすいと思ったから
・同じ目標を持った仲間と助け合いながら学べるから
・准看護学校卒業後、すぐに入学した方が勉強する感覚が残っているから
・教員やクラスメイトに相談できる環境だから
・仕事をしながらではなく、勉強に専念したいから

在校生からのメッセージ

子育てと学業の両立をしながら、充実した日々を送っています。
同じ目標に向かう仲間と共に頑張ります。

看護学科専科昼間課程1年
周囲の方々の支援を受けながら、看護師への一歩を踏み出せました。
笑顔を忘れず、仲間と夢を追い続けます。

看護学科専科昼間課程1年
経験豊富な先生方と頼もしい仲間達に支えられながら、目標に向かって
知識・技術の習得に日々励んでいます。

看護学科専科昼間課程2年
うれしいこともつらいことも共有できる仲間ができます。
国家試験全員合格を目標に日々頑張っています。

看護学科専科昼間課程2年

卒業生からのメッセージ

 私は衛生福祉大学校卒業後、助産師専門学校に進学しました。現在は産婦人科内科混合病棟に勤務し、妊産褥婦の方を中心とした看護に携わっています。
 准看護学校から進学する際は、子育てと両立できるか、専門性の高い勉強についていけるかといった不安がありました。しかし共に頑張る仲間がいたことで、専科での2年を乗り越え、進学への道を切り開くことができました。
 大人になってから夢を目指ざすことは簡単ではありません。ですがもし迷ったり悩んだりしているなら、勇気を出してその一歩を踏み出してみてください。
 衛生福祉大学校には、みなさんの夢を叶えるために全力で応援してくれる先生方、そして仲間がいます。是非、本校に入学し、あなたの目指す未来を実現させてください。
 皆様と一緒に働ける日を楽しみにしています。
 
令和元年度卒業生
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